食器台の高さ
- 食べやすいように成長と共に高くする。
- 地面に直に置くと、いつの間にか前足が開き、足が外側に曲がる。
スリーシスターズ オリジナル食器台
スリーシスターズでは大型犬・中型犬用の木製食器台を製作・販売しています。
高さ調整式と固定式の2タイプで、高さ調整式は子犬から成犬になるまで4段階(20cm~40cm)に調整が可能です。
地元三重県産のスギの一枚板を使用し、食器台全体に塗装を施しているので、汚してもふき取りが簡単で見た目もキレイです。
運動・散歩について
日光浴・運動は大切であり、筋力を付ける為に出来れば傾斜の道を歩かせると良い。
但し、次の場合はご注意下さい
- 散歩に出るのは、最終ワクチンを打ってから2週間後が良い。
- 運動・散歩はなるべく柔らかい所を利用するのが良い。
- 階段の下りは足に負担がかかるため、注意する。
- 生後7ヶ月~1才ぐらいで足に成長痛が出ることがあるが、その時は運動・散歩は避ける。
- 運動・散歩後はすぐに水や食べ物を与えない。呼吸を落ち着かせてから与える。胃捻転等を起こし死亡する危険がある。
管理・手入れなど
爪の手入れについて
グレートピレニーズには手足の爪の他に、足首辺りに狼爪(ろうそう)という爪がある。手足にある爪は散歩や運動などで削れるが、狼爪は削れることがないので、月に1回は切るようにする。狼爪が、隙間のあるウッドデッキ、スノコ、ゲージの中の金物のスノコ類に引っかけやすいので気をつける。できれば、スノコは隙間をあけずに打ち付け、ゲージの中のスノコ類は取り除き、新聞紙などを使用する。
耳の手入れについて
グレートピレニーズの耳は垂れ耳なので、中をふさいで蒸れやすくなっている為、子犬の間から掃除はこまめにする。
綿棒よりもカンシにコットンを巻いて使用すると掃除が楽に出来る。
夏場の暑さ対策について
グレートピレニーズは寒さにはとても強いが、暑さは苦手なので、夏場の暑さ対策をする。夏場の散歩は早朝や夕方の涼しい時間に行うなど熱中症対策を心がける。
室内飼育の場合
室内飼育の場合、フローリングが多いので滑らないように絨毯等を敷く。常に滑っていると、足が開いてしまう。
夏場はエアコンを利用し、温度管理をする。
室外飼育の場合
室外飼育の場合、夏は犬舎の屋根に寒冷沙(日よけネット)、よしずなどを張り、大型の扇風機を使用し、涼しい場所を作る。水を与える。
冬は風が入らないように囲いをし、寝床を暖かくする。水も少しぬるい目のお湯が良い。
粉ミルク、缶詰、馬肉
- 特に生後約4ヶ月までの子犬には、骨量をつける為フードに混ぜて与える。
- その後も、食欲の低下した時等に与えると食いつきが良い。
ドックフードについて
- 生後1才までは幼犬用、1才からは成犬用、7才頃からはシニア用を与える。
- 妊娠犬、授乳期の親犬には、栄養価の高い幼犬用を与える。
- 生後約40日までは1日4食、それ以降~6ヶ月までは1日3食、7ヶ月~3才までは1日2食、3才~1日1食。
- 冬の間は寒さで痩せる場合があるので、1日2食が良い。
- 車で移動する時は車酔いするので、水やフードは最低4時間前には済ませておく。もどすと体が弱ってしまうので注意する。
- 夏の水は、氷水を与えると良い。
予防接種について
- 生後45日~60日頃に一回目のワクチンを打つ。
- 2回目は1回目のワクチンを打ってから3週間~4週間で打つ。
- 後は年1回の割合で打つ。
- 蚊の予防として、フィラリアの薬を5月~12月まで月1回与える。
詳しいことは獣医さんにご相談下さい。
ブラッシング
ピレニーズは、分厚く密集した下毛と長い剛毛の上毛からなるダブルコートになっている。
ブラッシングには、ピンブラシ、スリッカーブラシ、金グシ等を使い、少なくとも1週間に1回は行うこと。特に耳の後ろと、おしりの尻尾の周辺は毛玉をつくりやすいので、よくブラツシングをする。
こまめに優しくブラッシングしてあげると、犬も安心し、飼い主さんとのスキンシップにも良い。
子犬の時から慣れさせる事が大切。